【プレべ・ジャズベ、アクティブ・パッシブって?】ベースの種類を詳しく解説!【ベース始めたい人必見】
どうも、ラムシロです。
私はベースをやってるんですけれども、よく初心者の方に言われるのがこれ
「ベースって何?ギターと違うの?」
「ジャズベースとかアクティブとかいろいろ聞くけど何が違うの?」
ぱっと見はあまり目立たないからこそベースのことをあまり知らない人も多いのかもしれません。そこで今回は、ベースの種類について詳しく解説していきたいと思います。
ベースのことを知っておきたい人、ベースを始めたい人、必見です!!!
そもそも!ギターとベースの違いは?
ここは知らない人だけ見てください!そもそもギターとベースは全く違う楽器です。
まずこれ↓がギター
そしてこれ↓がベース
ベースもギターも種類はいろいろあるんですがとりあえずここでは置いておきます。まずこれらの大きな違いのひとつが弦の数です!ギターは弦が6本なのに対してベースは弦が4本です。そしてベースはギターよりも低い音を鳴らす楽器です。オーケストラで言うコントラバスみたいなイメージです。なので、ベースの弦はギターよりもだいぶ太くなっています。音域ですが、具体的に言うとギターの6~3弦のちょうど1オクターブ下にチューニングし、E1~G3を鳴らすことができます。
とりあえずはこのぐらいの違いがわかっていれば完璧だと思います!
プレシジョンベース・ジャズベース
続いてプレべ、ジャズベの違いです。同じベースの中にも様々な種類が存在し、そのうちのひとつがプレべ、ジャズベです。
プレべとはプレシジョンベースのことで、ジャズベとはジャズベースのことです。
これらの一番の違いはベースが音を拾う部分であるピックアップです。ピックアップは↓の赤丸部分です。
あ、ちなみにこれはフリー画像なので僕は全く関係ありません。
プレべとジャズベの違い
↓にプレべとジャズベを並べました。上がプレべで下がジャズベです。
ピックアップ部分の違いがわかるかと思います。このように二つのピックアップをくっつけているのがプレべ、離しているのがジャズベです。他にも違いは何点かあるのですが、とりあえずこれだけわかっていれば十分だと思います。
興味のある人に向けて他の違いをあげると、ジャズベのほうがネックが細い、ボディーが曲線的、などです。
それではピックアップやネックが異なることによって出てくる違いを見ていきましょう。
まずはジャズベでは二つのピックアップのうちどちらの音を大きめにとるか、そのバランスを調整できます。プレべよりジャズベほうが本体のツマミが多いのはこれが理由です。これによりジャズベでは多様な音を作ることができます。
またプレべはネックが太くピックアップが一点に集中しているため太い音が出ると良く言われています。
その他タイプのベース
そしてプレべ(P)とジャズベ(J)の特徴を合わせたPJベースというものも存在します。
ピックアップがプレべとジャズベの特徴両方を持っているのがわかるかと思います。
ただ、これに関してはどっちつかずというか、中途半端な印象を持っている人が多いです。
どれがオススメ?
個人的にはですが、ジャズベかプレべのどっちかが良いんじゃないかなと思います。
実際に弾いてみて
見た目が気に入った!
とか
なんとなく音が気に入った!
とかがあればその感覚に従うのが一番だと思います。
ちなみに私は「音を変えられるの楽しそう!」って理由だけでジャズベタイプのものにしました笑。まあ最初はそんなもんです。でも、今ではジャズベタイプにしてよかったと思っています。
アクティブベース・パッシブベース
続いてアクティブベースとパッシブベースです!これは見た目の違いではなく(一応見た目も違いますが)、中身の違いになります。具体的にはベース自体にプリアンプが入っているものがアクティブベース、入っていないものがパッシブベースになります。
プリアンプとは、、?
ってなると思いますので、わかりやすく説明していきます。
アクティブとパッシブの違い
プリアンプとは、イコライザを変更できるものだと思ってください。低音、中音、高音の、どこを大きめにするかを調整できるのです。
これがベース本体に内蔵されていて、ベースだけでイコライザを調整できるのがアクティブベース、なにもできないのがパッシブベースです。アクティブベースには調整用のツマミが多く取り付けられているので、見た目からはそこで見分けることができます。
じゃあアクティブのほうが良いじゃん!
って思うかもしれないんですけど、実はアクティブベースには弱点もあります。それは、アクティブベースは電池が必要であること。
イコライザをかけるには電力が必要なので、アクティブベースは電池がないと音を出せないんですね。
だから極端な話、ライブ本番中に電池が切れたら音がブツッっと切れてしまうことになるのです、、これは怖い。まあ、ライブ前に電池を確認すればいい話ではあるんですけどね、なかなか面倒かもしれません。
あとはアクティブベースはあくまで電気的に作り出している音なので、パッシブベースのほうがベースそのものが出す原音に近い自然な音を出してくれるということ。これも重要です。
ただ、アクティブベースは迫力が出せるのでスラップなどでバチバチ盛り上げたいときにはそっちのほうが向いています。
つまりどちらにも長所短所があるんですね。これが難しいところ。
ちなみにベースの中にはアクティブとパッシブの切り替えスイッチが入っていて、どちらとしても使えるものも存在します。どちらがいいか決められない人には向いているかもしれません。
ちなみに私はまさにこのタイプだったので切り替えスイッチがついているものにしました。しかしながら、電池が切れたれ新しく買って入れるのが面倒という理由からほとんどアクティブとしては使用していません、、
まあこの話も参考程度にしてください。特にどっちがいいとかはないので、好みで決めるのが一番良いと思います。
まとめと結局オススメするもの
今回は初心者の方に向けて、様々なベースの種類を紹介してきました。
周辺機器などについては以下で全てをまとめているのでぜひ見てみてください。
これからベースを買おうとしている方は特に、いろいろ迷われると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
私の経験としては、最初の一本は、これらの違いを踏まえたうえでなんとなくいいなと思ったものを買うというのが一番良いと思います。
それでもどうしてもわからない!という人は僕個人のオススメを以下に貼っておくので参考にしてください。
↑61700円
YAMAHA製。アクティブパッシブ切り替え付きのジャズベタイプ。とりあえずなんでもできる優れものです。使ってる人が近くにいますが故障が少なく、作りがとても丁寧な印象です。
↑58960円
Fujigen製。Fenderの王道ジャズベースよりも安いものの、似たような見た目とかなりのクオリティーを維持している。パッシブです。
あと、質問があればなんでもコメントしてください。できるだけ回答したいと思います!
それでは今日はこのへんで!最後までご覧いただきありがとうございました!!!